hikitukushiのブログ

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初めてピアノ購入時の3つのポイント

初めてピアノを購入する時のポイントを3つまとめました。

 

その前にそもそもピアノを買うべきか、それとも買わなくてもよいか悩まれている方もいるかと思います。結論から言いますと、音楽教室に通うなどピアノを習い始めた場合は必ずピアノを購入することをお勧めします。

その理由はピアノを上達するコツは少しでも良いので毎日練習することだからです。ピアノ練習は、基本的に音楽教室では練習したことの成果を発表する場ととらえて、そこで指摘してもらったことを自宅で練習する流れとなります。なので、自宅でピアノを練習する環境を作ることはとても大切です。

 

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それでは、本題に移ります、ピアノを選定する上で3つのポイントですが、1.電子ピアノでよい、2.鍵盤はフルサイズ88鍵盤であること、3.弾く強度により音の強弱をつけることが出来ることです。

 

1.電子ピアノでよい

ピアノといってもアップライト、グランドピアノ、その中でもノーマル、電子系など様々な種類があり、値段も数万円~数百万までと色々なピアノがあります。私も購入する時は楽器屋さんや家電量販店に何度か足を運んだり、先生に相談しました。その結果、「初心者が購入する場合は電子ピアノでよい、しかも値段は10万程度のものでよいと考えています。」通常のピアノの場合、定期的に音程を調整する調律という作業を専門の業者に頼まなければければならないのに対して、電子ピアノは電子制御により音を発生させるので、調律は不要となります。しかも数Kg程度と軽く搬送が比較的楽にできます。実際にはノーマルピアノのほうが繊細な音を奏でることができますが、初心者の段階ではそこまでは不要な場合がほとんどです。※末尾に調律の頻度と価格目安をまとめています。

 

2.88鍵盤であること

置き場所を取ってしまうために出来るだけコンパクトなピアノが欲しいという方もいるかもしれませんが、必ずフルサイズ 88鍵盤のピアノを購入しましょう。その理由は2つあります。まず1つ目は、当たり前ですが選曲により鍵盤数が足りず、高い音、低い音が弾けなくなるのを防止するためです。せっかくピアノを購入して楽譜も用意したのに弾けないって残念ですよね・・・。2つ目の理由は鍵盤の位置に早めに慣れておく必要があるからです。ピアノを練習して徐々に難しい曲にもチャレンジすることになりますが、その時は低いドから高いドにジャンプするなど1オクターブ以上移動する場面がでてきます。その時に弾くべき高さの音程がピアノのどこに位置するのかを感覚でつかんでおく必要があります。76や66鍵盤のピアノもありますが、コンパクトサイズで慣れてしまうとフルサイズで弾いた時に違和感を感じてしまうことがあります。

 

3.音の強弱をつけることができること

何種類かの電子ピアノを弾いてみて感じたことなのですが、指で鍵盤を押す強さにより、音の強弱も連動する機能を持っているピアノを選びましょう。一般的に普段の生活では薬指と小指が人差し指や親指と比べて使う頻度が少ないので、初めてピアノを弾く人は同じ力で押していても薬指や小指で弾いた時に音が小さくなってしまいます。自分の演奏している音の強弱を出来るだけ正確に知るためには鍵盤で押す力と音の強弱が連動する仕様になっていることを確認するようにしてください。

 

※参考

調律の目安

頻度は1年に1回程度

アップライトピアノの場合1万2千円/回、

グランドピアノの場合1万5千円/回

 

 

ちなみに私はYAMAHA製のARIUS(スリムシリーズ)を購入しました。4年間使用していますが故障などせず、とても満足しています。